

著者プロフィール

逸木裕(いつき ゆう)
1980年東京都生まれ。学習院大学法学部法学科卒。フリーランスのウェブエンジニア業の傍ら、小説を執筆。2016年『虹を待つ彼女』で第36回横溝正史ミステリ大賞を受賞し、デビュー。22年『五つの季節に探偵は』収録の「スケーターズ・ワルツ」で第75回日本推理作家協会賞〈短編部門〉受賞。24年刊行の『彼女が探偵でなければ』で「リアルサウンド認定2024年度国内ミステリーベスト10」第1位獲得、第25回本格ミステリ大賞受賞。その他、『少女は夜を綴らない』『星空の16進数』『銀色の国』『空想クラブ』『四重奏』など著書多数。
『彼女が探偵でなければ』
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こうなることを知っていたら、わたしは探偵をやめていただろうか。
彼女が探偵でなければ
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著者 逸木裕
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発売日 2024年09月28日
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定価 1,980円 (本体1,800円+税)
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推薦コメント
収録作試し読み
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『五つの季節に探偵は』
推薦コメント
最後にこういう形に持ってくるか、と何度も唸らされた。とにかくおすすめです。
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『空想クラブ』
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ラスト16ページの「奇跡」を、あなたは体験する。青春ミステリの最新形。
空想クラブ
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著者 逸木裕
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発売日 2020年8月28日
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定価 1760円(本体1600円 + 税)
吉見駿は空想好きな中学生。祖父から受け継いだ「能力」によって、見たい風景を「見る」ことができる。小学生のときの親友・真夜の葬儀の帰り道、駿は河川敷で幽霊となった彼女に再会する。川で溺死した真夜は、死の瞬間の謎のために河川敷の、半径二十メートルの範囲に捕らわれてしまったという。塾からの帰宅途中、河川敷を自転車で走っていた真夜は川の方から「助けて!」という叫び声を耳にした。少女が溺れていることに気付いた彼女が川に入ったそのとき、木の枝を踏んだような音と共に意識を失ったという。「能力」のためか、自分だけが真夜の姿を見ることができると知った駿は、仲間と共に彼女の死の真相を探っていく。溺れていた少女を捜していくなかで、町の不良・郷原の関わりが見えてくるが……。
吉見駿は空想好きな中学生。祖父から受け継いだ「能力」によって、見たい風景を「見る」ことができる。小学生のときの親友・真夜の葬儀の帰り道、駿は河川敷で幽霊となった彼女に再会する。川で溺死した真夜は、死の瞬間の謎のために河川敷の、半径二十メートルの範囲に捕らわれてしまったという。塾からの帰宅途中、河川敷を自転車で走っていた真夜は川の方から「助けて!」という叫び声を耳にした。少女が溺れていることに気付いた彼女が川に入ったそのとき、木の枝を踏んだような音と共に意識を失ったという。「能力」のためか、自分だけが真夜の姿を見ることができると知った駿は、仲間と共に彼女の死の真相を探っていく。溺れていた少女を捜していくなかで、町の不良・郷原の関わりが見えてくるが……。
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『星空の16進数』
『少女は夜を綴らない』
『虹を待つ彼女』
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圧倒的な評価を集めた、第36回横溝正史ミステリ大賞大賞受賞作!!
虹を待つ彼女
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著者 逸木裕
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発売日 2019年05月24日
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定価 792円(本体720円+税)
2020年、研究者の工藤賢は死者を人工知能化するプロジェクトに参加する。モデルは美貌のゲームクリエイター、水科晴。晴は“ゾンビを撃ち殺す”ゲームのなかで、自らを標的にすることで自殺していた。人工知能の完成に向け調べていくうちに、工藤は彼女に共鳴し、惹かれていく。晴に“雨”という恋人がいたことを突き止めるが、何者かから調査を止めなければ殺す、という脅迫を受けて――。極上のミステリ×珠玉の恋愛小説! 第36回横溝正史ミステリ大賞受賞作。
2020年、研究者の工藤賢は死者を人工知能化するプロジェクトに参加する。モデルは美貌のゲームクリエイター、水科晴。晴は“ゾンビを撃ち殺す”ゲームのなかで、自らを標的にすることで自殺していた。人工知能の完成に向け調べていくうちに、工藤は彼女に共鳴し、惹かれていく。晴に“雨”という恋人がいたことを突き止めるが、何者かから調査を止めなければ殺す、という脅迫を受けて――。極上のミステリ×珠玉の恋愛小説! 第36回横溝正史ミステリ大賞受賞作。
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みどり、また一段と良い探偵になったじゃないか。